来年度就学を控えた発達っ子の保護者さんは、この時期、学校見学へ行ったり放デイを探したりと日々忙しくお過ごしではないでしょうか?
我が家は息子の就学先を特別支援学校と決めていました。
ですが、
「スクールバスに乗れないかも?」
「先生と親はどのくらいやり取りできる?」
「リュックはどのくらいの大きさ?補助が出ると聞いたけど…?」
など、ソフト面からハード面までわからないことがたくさんありました。
今回はそんな支援学校に入学するまでの不安や疑問と入学前にしたこと、入学後の様子をいくつかご紹介します。

りんりん
特別支援学校の小学部1年生。
自閉症スペクトラムと知的障害があり、2歳より療育に通い始める。
歌絵本とプールが大好きな元気いっぱいの男子です。
担任の先生とはやり取りできる?
息子は発語がなく、その日学校であったことは連絡帳でしかわかりません。
そのため入学前はとても心配していましたが、担任の先生がその日の息子の様子を連絡帳にとても詳しく記入してくださいます。
連絡帳に書ききれない支援についての相談などは電話で連絡をいただいたりすることもあります。
支援内容については5月に個人面談で教育プランについて話し合いがありました。
これまでの成長の様子や親の希望を細かく聞いてくださり、安心して学校生活をお任せすることができています。
スクールバスに乗れなかったら?
息子はバスが大好きですが、初めての場所に不安感が強いため、一人でバスに乗れるかとても心配でした。
バスの説明会では路上に長時間停車できないことや、安全面などから生徒のフォローまでは難しいと説明がありました。
そのためパニックになったり、乗車が難しい場合は親が学校まで送って行く必要があります。
バスにスムーズに乗るためにしたこと
・実物のバスを見に行く
初日=初見にならないよう、入学前に実際に乗る予定のバスを遠くから見学していました。
初見が苦手な息子には良かったようです。
・写真を準備する
説明会の際にはバス内部を見せてもらえる機会がありました。
許可をいただけるようであれば、子供への説明用に写真を撮って事前に準備するのも良いかもしれません。
持ち物はいつ買えばいいの?補助が出る?
持ち物については2月の入学説明会で詳しく説明がありました。
基本的には幼稚園や保育園、療育園などで使っていたものがまだ使えればそのまま使ってもよいとのことでしたので、環境の変化に敏感な息子が使い慣れたハンドタオルや服で過ごせたのはとても助かりました。
ただ、リュックは子供が自分で開けやすいもの、また、入れる荷物の量が多いこともあり20L以上が推奨されていました。
購入時のレシートは取っておく
『特別支援教育就学奨励費』という学校生活で使用する勉強道具や通学費などの必要な費用の一部を国や地方公共団体が一部補助するという仕組みがあります。
各家庭の経済状況や収入等によりますが、こちらを申請するには購入時の領収書が必要になります。
入学後に申請書類が配布されますが、思ったよりも色々な物が対象になりました。
対象かわからない場合は念のため領収書を忘れずに取っておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の内容はあくまで息子の学校の様子になります。
学校生活やバスの様子などは支援学校によって様々だと思いますが、一つの例として少しでもお役に立てましたら幸いです。